この春、突然我が校(渋谷区立代々木小学校)に大きな問題が降りかかりました。来年4月に全校生徒100名余りの我が校に,隣校(山谷小学校)からほぼ全校児童200名余りが転校生として来て一緒に過ごし、2年後には両校廃校になり、新校が設立されるという計画だそうです。教育委員会からの説明に学校内が大きく揺れています。そんな状況にあることを、大勢の方に知って頂きたいと思い、慣れないブログを始めることにしました。

 そして、 これは個人のブログですが、問題の経緯が非常に複雑で、デリケートな問題をたくさん含んでいますので、それらについては自分の考えは置いて、一保護者の知っている範囲で学校や周囲で起こっていることをただ伝えるように努めたつもりですが、あまりに強引で拙速なやり方に思わず感情が入ってしまった部分も多々あります。どうかご理解の上、ご覧下さい。

2012年11月22日木曜日

58 11/21 両校保護者合同説明会が開催されました

本日山谷小体育館にて行われ、4、50名程の出席でしたでしょうか、とにかく並んでいた椅子がたくさん空いていました。それでも代々木小と山谷小の出席者は同じ割合くらいであったかなと思います。山谷小はお父さんの姿が目立ちました。

手書きのメモと記憶から記しましたので、それなりにお読みください。

質疑応答では

山谷小父兄から
○合同説明会を望んでいた。
○負担をかけることになるが宜しくお願いしたい。
○来年度から代々木小ではトイレの数が不足ではないか。子供の健康面が心配。
→トイレに関しては、増やせない。来年度になってどうしても不足であればその際に検討する
○教育委員会の用意した説明会は、建築面の話ばかりだが保護者として良いのか。
○最初にカウンセラー2名をつける、というのではなく、先に子供の現在の心境の聞き取りをして、心情を把握することが大事ではないか。カウンセラーを増員すれば良いという考えは安易ではないか。
親にも言えない子供の心情を丁寧に聞き取りしてほしい
→その通りで、子供の気持ちを把握することを実践していきたい。またカウンセリングは効果が実証されているので、増員配置したい。しかし、心を許せる相手が子供によって担任であったり、養護教員であったりと違うので、一人一人にあった方法を考えたい。


代々木小からは、
○吹き抜けから、児童が落ちたりしないか心配。小学校に吹き抜けが必要か。
→柵を設ける予定で児童が落ちることはない。
○新校の名についての要望。代々木という名は全国に通っている。
→本町学園の時も名前も校章も地域の人が考えた。今回もそのように、皆さんを交えて検討したい。
それもご意見のうちの一つ。
○納得できていないうちにここまできてしまった。同じ子を持つ親として山谷小さんとは保護者レベルでもっと話し合いをしたかった。
○狭すぎて校庭開放時に事故が起きやすくなる。その時の対応等についての質問
→学校設置基準があり、児童数に対して校庭の必要な広さは決まっていて全国統一である。都心の学校は基準を満たすのは難しい。現在の山谷も代々木もしかり。しかし、その中でも最大限配慮した設計にした。
○子供の割合が2:1になるから、先生、校長先生の配置に配慮してほしい。
→現在検討中。心配、配慮してほしい点があれば遠慮なく申し出てほしい。
○公立とはいえ新校の基本理念が決まったら、早く公表して周知してほしい。
○子どもたちの交流が始まって少しだが展望が見えてきた。しかし、日々積み重ねてきた学校生活が全然違うものを送ってきたので、スタートする時に少しでもその違いを減らせるようにしてほしい。
○教育委員会のやり方は安易すぎる。もう少しじっくり渋谷区の教育について展望をもって、新校についても検討してもらいたい。山谷小の児童の安全は転校した時点で守られる。慌てて新校を建ててしまわないで、「渋谷区立小中学校のあり方検討委員会」の答申を待ってからでも良いのでは。
○今回の説明会の開催時間が母親にとっては参加しづらい時間帯。また、代々木のPTA会長の一名が参加できていない。ちゃんと打ち合わせしてから開催してほしい。
○放課後クラブについての人数と夏休みのあり方について質問
→代々木3~40人。山谷6~70人。夏休みに山谷小では基本的にA会員は受け入れていないが今後検討したい
○過去、山谷小の運動会が代々木で開催されたことがあり、狭いとの意見を聞いた。来年度どうなるのか。時期は。
→春は難しいと考えていて、おそらく秋開催になると思う。
○来年度から、いろいろな問題が起きても、おそらく、現場の先生や両校の父兄が頑張って多くの問題は乗り越えて行けるかもしれない。でも頑張れば頑張るほど、この強引なやり方が、渋谷区では当たり前の方法。成功例として紹介され、また他の学校や他の地域で行われることになるかもしれないと複雑。
→意見としてうかがっておく。
○この問題は建て替え問題から始まっていて、それを盾にして、保護者の要望意見を通さなかった。最初に耐震と、補修工事ができないとしたことを示す書類は、文教委員会で大変もめていたようなので気になる。見せていただけるのか。
→平成21年に第二次耐震審査が行われ、評価に値しないとのこと。それで我々も驚いた。慌てて2.3年生を移動してもらった。補強したとしても公的には認められない状況。またコンクリート自体も50年をすぎて、もろくなっているので、工事に踏み切った。財団法人まちづくりセンターからの書類があり、教育委員会に来てくれればお見せできる。


以上質疑応答の部分のみ記しました。

子どもたちの交流が始まったとのことで、本当に強硬にここまでやってしまう組織なんだとぼんやりしてしまったのと、山谷小さんをお迎えして一緒になった後も、教育委員会へのこのやり方に対しての抗議と注視は続けるべきだと改めて感じました。
本当に、このことを決して正当化せずに、表向きには示さないのでしょうが内々ではしっかりと考えを直してもらいたいと思うのです。

この問題が出てきてから、手紙や行事などで教育委員会の存在を意識するようになり、その、仕事の多さには驚いています。それだけの量をこなしているのなら、教育家として、政治に巻き込まれないように児童を守り、児童生徒の教育に全身全霊を傾けて下されば、渋谷の教育は素晴らしいものになるのではないかなと想像します。

2012年11月9日金曜日

11月9日(金) 第1回渋谷区立学校のあり方検討委員会 傍聴を

11月9日(金)10:00~
渋谷区役所前駐車場地下一階A会議室 

傍聴はどなたでもできるそうです。
各委員さんがどのような発言をするか、結論ありきで話がされているのか、注目しなければいけないと思います。
詳細はこちらより

2012年11月6日火曜日

56   11月11日(日)10:00~ 山谷小にて地域説明会が行われます

会場・山谷小学校 体育館(2階アリーナ)
教育委員会より、山谷小校舎建て替えの基本計画(案)の地域向け説明会があります。
どなたでも参加できるそうです。

詳細はコチラです

新校校舎の概要、スケジュール、校内配置等の詳細な内容の説明が予定されているようです。

2012年10月23日火曜日

55 地区運動会はやっぱり疲れる

今年は、千駄ヶ谷小での開催ということで、少し代々木地区の参加人数が少なかったなという印象でしたが、代々木一丁目が堂々の優勝。
最後のリレーは、高得点なので最後まで優勝がわからない状況で、非常に盛り上がりました。子供も大人も風のように速く走る姿をみて、非常に爽やかな気持ちになりました。どころか感動してしまいました…
地域が一体になってお互いに応援し合って、この子はうちの地域の子供だと認識して頂けたり、子どももなんとなく地域の皆さんの顔を覚えて親しめる絶好の機会だと思います。
それにしても、一日中走ったり、応援したりして帰宅後はしばらく動けませんでした。次の日はもっとひどいことになりました。
大人も本気で走って、転んで恥をかいたり、怪我などもしてしまうのですが、そういうところがなんとも言えずこの行事の良いところだと、私は個人的に思っています。


2012年10月21日日曜日

54 明日は千駄ヶ谷地区運動会です

毎年、千駄ヶ谷地区、鳩の森小と千駄ヶ谷小と代々木小の3校持ち回りで開催されています。
今年は千駄ヶ谷小学校で行われます。千駄ヶ谷小はおそらくこの辺りでは珍しい土のグラウンドですので、靴や靴下が土ぼこりで汚れる感じが、何とも懐かしい場所です。
歴史も古く、グラウンドの隅に昔の門の跡らしき石などが残されていて、伝統を感じさせてくれます。
鳩の森小と代々木小の前身ともいえる千駄ヶ谷第二尋常小学校(仰徳国民学校・現在の代々木駅東側ドコモタワー近辺)も、この千駄ヶ谷小学校の人数が増えていったのでそれぞれ開校となったと年史で読んだことがあるような気がします。
戦争で仰徳国民学校の校舎が燃えてしまったときは、鳩の森小(明和国民学校)の児童と、原宿署庁舎を借りたり、青空教室であったり、二部に分けて勉強をしたそうです。
歴史的にも繋がりがあり、年間に幾つもの行事を一緒に続けてこられてきて、現在の形ができあがっているのだと思います。
地区運動会は地域対抗の運動会で、九つの町会で割と本気で点数を競い合う、楽しい行事ですが、代々木小がもしなくなったとしたら一体どうなるのでしょうか。今は代々木小でも三年に一度行われているので、参加者は割と多いです。ですが、ここで行われなくなって2校で回すことになった場合、数年は、代々木小であった記憶がありますので元代々木小の児童も参加すると思うのです。それでも、その先近い将来、山谷小としてしか過ごしていない児童や親の世代になったときに、この行事に参加する家庭や子供がどれだけ残るのでしょうか。ちょっと想像に難いものがあります。

2012年10月16日火曜日

53 署名2570名分が教育委員会に提出されました。

本日、「渋谷区の子どもの教育環境を守る会」が教育委員会を訪れ、本日までに集まった2570名分の署名を提出しました。
明日10/17日、関係記事が東京新聞に掲載される予定だそうです。


2012年10月14日日曜日

52 今日も校庭開放が楽しそうです

校庭開放でサッカーが始まったみたいです。
今日はお父さんやお母さんも入ってやっているようです。女の子も人数が増えました。
卒業生もいますね。みんなの楽しそうな声が響いています。

そういえば、卒業生が校庭門を通りかかる時に、校庭開放をみながら歩いているのをよく見かけます。いつも校庭にいた子達です。誰がいるかな~。っていうような顔をして。まだまだ一緒に遊びたいのだと思います。
時々今日のように、遊びに来てくれる子もいます。懐かしい顔。在校生たちもそんなときは嬉しいようです。